言葉の単位

言葉の単位は大きに順に文章、段落、文、文節、単語

文節

説明

文節の切れ目探すときは ネ(サ) を入れみよう

  1. 妹は(ネ)/本を(ネ)/読むのが(ネ)/好きだ。
  2. 部屋を(ネ)/きれいに(ネ)/片付ける。
  3. 今日は(ネ)/友達と(ネ)/カラオケに(ネ)/行く。

複合語は分けずに一つの文節として数えよう

  1. 押し出す(切らない)
  2. 注意する(切らない)
  3. 散歩を(ネ)/する
  4. ==書きにくい(切らない)==
  5. 細長い(切らない)
  6. 揺れて(ネ)/いる

「~て…」「~で…」は文節を分けよう

  1. ペンを(ネ)/三本(ネ)/買って(ネ)/おく。
  2. 友達に(ネ)/歌詞を(ネ)/読んで(ネ)/もらう。
  3. 公園まで(ネ)/はしって(ネ)/いく。

「ない」の付いた言葉は  を入れて確認しよう。

  1. 努力は(ネ)/決して(ネ)/むだで(は)(ネ)/ない。
  2. 彼女は(ネ)/逆上がりが(ネ)/できない。
  3. それを(ネ)/食べない(ネ)/理由が(ネ)/分からない。
  4. ==体調が(ネ)/よく(は)(ネ)/ないので(ネ)/行かない。==

練習

  1. 姉と(ネ)/荷物を(ネ)/部屋に(ネ)/運ぶ。
  2. 公園に(ネ)/木が(ネ)/三本(ネ)/立って(ネ)/いる。
  3. 毎日(ネ)/遅くまで(ネ)/勉強する。
  4. ==わたしの(ネ)/兄は(ネ)/牛乳を(ネ)/飲まない。==
  5. あの(ネ)/おもちゃを(ネ)/振り回すと(ネ)/音が(ネ)/出る。
  6. ==菜の花(ネ)/が春の(ネ)/風に(ネ)/揺れて(ネ)/いる。==
  7. 母は(ネ)/本を(ネ)/読む(ネ)/ことが(ネ)/好きだ。

単語

説明

単語はそれ以上細かく分けることのできない言葉の最小単位。

  1. 公園/で/サガー/を/する。
  2. 妹/と/パスタ/を/食べる。
  3. ==その/店/は/坂の/上/にある。==

単語には自立語と付属語の二種類がある。

自立語は、単独で文節をつくることができる単語である。かならず文節の最初にきて、一つの文節に一つだけある。(即使自己单独也有意义)

付属語は、単独を文節をつくることができず、つねに自立語のあとに付く単語である。一つの文節に付属語がなかったり、二つ以上あったりする。(单独自己没有意义)

  1. 部屋/で/国語/の/問題/を/解く。
    • 自立語:部屋、国語、問題、解く
    • 付属語:で、の、を
  2. 机/に/大きな/カバン/を/置く。
    • 自立語:机、大きな、カバン、置く
    • 付属語:に、を

複合語は一単語。

「~て(で)…」はて(で)だけで一単語。

  1. ==母/を/車/に/乗せ/て/あげる。==
  2. ==父/が/仕事/から/帰っ/て/くる。==
  3. 六時/から/勉強する。
  4. 夕食/の/前/に/数学/の/勉強/を/する。
  5. 人口/が/増え続け/て/いる。
  6. 星/が/きらきら/と/光/を/放つ。
  7. ==きれいな/花/が/咲い/て/いる。==(きれいな  切れない)
  8. ==きれいな/花/が/咲い/て/い/た。==(いた 切る)

## 文節の働き

文節は主に次の五つの働きをする。主語、述語、修飾語、接続語、独立語

主語、述語(主述の関係)

  1. 母が^主語^/夕食を/作る^述語^。
  2. 机の/上に/本が^主語^/ある^述語^
  3. 姉は^主語^/美しい^述語^。

が、は、も、こそ、さえ,この辺が主語になる

  1. 緊張のあまり食事さえのどを通らない

修飾語、被修飾語(修飾被修飾の関係)

他の文節の内容をくわしく説明する文節を修飾語、説明される文節を被修飾語という。

  1. 姉が/美しい^修飾語^/花を^被修飾語^/飾る。
  2. 雨の/日は/室内で^修飾語^/練習する^被修飾語^。

連体修飾語、連用修飾語

  1. 文字を/上手に^連用修飾語^/書く。
  2. かわいい^連体修飾語^/猫が/いる。
  3. 楽しい^連体修飾語^/人生を/送りたい。
  4. 雨が/激しく^連用修飾語^/降る。

練習

  1. 赤い^修飾語^マフラーをした女性が^主語^前に座る^述語^。
  2. うん^独立語^、もう大丈夫だよ。
  3. 試合に負けて悔しい^述語^。だから^接続語^また頑張ろう。
  4. ==晴れたので^接続語^、散歩に行こう==。
  5. 黒い絵の具^主語^が少し^修飾語^足りない。
  6. 三年前^独立語^、それはわたしの^修飾語^姉が結婚した^修飾語^年です。

並立(へいりつ)の関係

二つ以上の文節が対等に並んでいる関係を並立の関係という。

  1. いちごとバナナを食べた。
  2. 国語と数学を勉強する。
  3. 彼女はまじめですなおな子だ。
  4. 母と姉が帰宅する。
  5. 彼は静かにやさしく語り始めた
  6. このみかんは甘くておいしい
  7. 庭に赤くてきれいな花が咲く。
  8. 男性に道をたずなたら、親切に分かりやすく教えでくれた。

補助(ほじょ)の関係

下の文節がすぐ上の文節に補助的な意味を付け加える関係を補助の関係という。

  1. 解き方を教えて==ほしい==。
  2. 雨が降って==いる==。
  3. この歌を聴いて==みる==。
  4. 手紙を送って==もらう==。
  5. 彼の話につい笑って==しまう==。
  6. 新しく==ないが==、性能がよい。
  7. 母に買って==もらう==服はこれです。
  8. 大切な手紙をケースの中にしまって==おく==。

連文節

二つ以上の文節が結びついて文の成分になるとき、そのまとまりを連文節という。

  1. 母と父は^主部^買い物に行っている^述部^。
  2. わたしの姉は^主部^、小学校教師を^修飾部^/目指している^述部^。
  3. 風が強いのて^接続部^、すぐに帰ってきた^述部^。
  4. 空と海^独立部^、わたしが大好きなものだ。
  5. 彼はやせしくおだやかに^修飾部^歌う。

一沙一世界,一花一天堂。君掌盛无边,刹那成永恒。